直行便が飛んでいないところに行く、あるいは直行便はあるものの高価である場合、経由便を使うことになりますよね。
乗継空港の国が最終目的地と同じ国場合、例えば、
東京→台北→高雄
といった場合ですね。こういうときは、台北で台湾に入国する必要があるのは分かりますよね。
しかし、乗継地の国には飛行機の乗り換え以外には用事がない場合、例えば、
東京→バンコク(タイ)→バリ(インドネシア)
といった場合です。このときタイに入国する必要があるのでしょうか?
タイをはじめ、多くの空港では、入国の必要はなく、機内持ち込みの手荷物検査だけ受ければ大丈夫な国が多いです。
しかし、アメリカを経由する場合、“必ず”入国する必要があります。
例えば、
東京→ヒューストン(アメリカ)→リマ(ペルー)
といった場合です。
この場合、アメリカに入国しなければなりません。
ということは、空港に到着したら、
(1)入管
(2)受託手荷物🧳ピックアップ
(3)税関
(4)受託手荷物🧳預け
(5)手荷物検査
ということになり、(2)〜(4)が追加で必要になります。したがって、時間と手間がかかるので、乗継時間を多めにとっておかないと、飛行機の遅延によって、乗り継げなくなるリスクが特に高くなります。
ですので、ブラジルのように欧州経由でも北米経由でも所要時間があまり変わらないときは、アメリカ経由は避けたいところです。
アメリカの乗継地で、同じアライアンスのフライトを乗り継ぐ場合は、税関を通過して直ぐに、手荷物カウンターがあり、そこで荷物を渡せばいいだけですので、だいぶ楽ではありますが。
ちなみに、アメリカでは出国の際には入管は通らないので、スタンプも押されません。最初にアメリカに行ったときは、戸惑いましたが、出発時の所要時間が他国より短いというメリットがあるのが、乗継時には助かりますね。
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